月美の卑屈を生きる詩

感情のおもむくままに

おしまい

愛してると 一瞬は思う
言葉にほだされることも 一瞬はあった
その繰り返しだった日々
本音を言えば 本質的には嫌いだった
好きだったなんて そんなことは一度もなかったよ
でもそんなのお互い様でしょう


このまま
軽蔑と嘲笑さえ面倒になって
歳をとり どんどん忘れていけばいい
なかったことになって
すべては空へと消えてしまえばいい